ハーバリウムの色を決める | Le Beau Flower

「ハーバリウムの色を決める」

「ハーバリウムの色を決める」
  • NEWS2022.06.25

    こんにちは

    ハーバリウムを作る時何から決めていきますか?色選びから始める事が多いように思います。

    花材のこれを使いたい!と決めて行く事もありますが、やはりその花材の色が決め手になります。今回はこの色について少し書いて行こうと思います。そして前回のVol.3で花材の量について書いていますので、色・量・浮かないをまとめてみます。

    こんなカラーチャートを見たことがある方も多いかと思います。初めて見る方もこのカラーチャートは色選びにヒントをくれますよ。

    対角線上にある色は反対色と言って仲良しではない色になります。それに対して横に並んでいる色は仲良し色です。従って同じような色味の花材を選ぶことでケンカしないで同系色でまとまったハーバリウムが出来上がります。

    赤系やピンク系、ブルー系などですね。カラーチャートの内側にいくほど色が薄くなっていますのでこの濃淡を活かした色選びもありです。私はこの同系色で作る事が多いです。ひとつにまとまって一体感や安心感があります。

    それに対してあえて青色に反対色である黄色やオレンジ色を合わせていくこともあります。びん全体に動きが出るように思えます。(あくまでも私個人の考えです)そして元気な感じも受けます。

    色選びの参考になればと思います。ただこの考え方は無視して、好きな物を選んで行く事もOKだと思います。

    オイルが入っていないのですが、こんな色合わせもいいかなぁ?と作って見ました。それぞれ反対色の青・黄緑、赤・緑という感じです。そこに水色のカスミ草とシルバーのカスミ草を入れています。

    最初に入れたカスミ草の固定された状態を写真に撮りました。この実物の名前が分かりません💦すみません。このような実物は浮きやすいのでしっかりとカスミ草やアジサイなどに絡めておきます。心配な場合はこのように逆さまにして動かないか確認しながら作っていくこともありです。

    次に入れる花材を押し込んでしまわないように注意しながら進めていきます。

    もう少し花材を入れました。また逆さにして動かないことを確認しています。

    最後に赤いクリスパムを入れました。はじめは入れる予定ではなかったので、上の写真の状態にしてから入れました。本当でしたらNGですがまあこれもありです。最後にバランスを見て仕上げます。

    最後にこのようにひっくり返して動かないことを確認しましょう。オイルを入れる事で多少動く事はありますが、浮いてしまって困ることはほとんど無くなると思います。少ない量で作ると浮いてしまうとお困りの方にはヒントになったかと思います。ただ今回はカスミ草の切る長さなどは書いていませんので次回花材の大きさについて書いて行こうと予定しています。

    今回はセンスがない?シリーズで投稿しましたが次回からタイトルを「ハーバリウム作りのヒントシリーズ」に変えていこうと思います。どうぞ参考にしていただければ嬉しいです。

    花材を一から揃えたり道具など揃えるのはとても大変です。フリーレッスンでは手ぶらでお越しいただきお好きなハーバリウムを作っていただけますのでどうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

     

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